【第39節終了時点】大宮アルディージャMVPアワード2020
優勝・昇格という目標を失い、相手は自身よりも上位。
消化試合となってしまう要素は確かにあったのかもしれません。
ですが、対戦相手がジュビロ磐田であること。
ここ数年は何度も手に汗握る試合を繰り広げてきた相手であれば、
「きっと選手たちも、熱を感じさせるプレーを魅せてくれるんじゃないか。」
そう期待していた方も少なくなかったのではないでしょうか。
第39節分の得票数を発表いたします。
決定的なミスをしてしまった選手に責任を押し付けるつもりはありません
(そもそもミスがあるのが当たり前のスポーツですし)。
ですが、ミスを取り返すためには選手それぞれに何ができたのか。
それをチーム全員で表現してほしかった。
筆者は少し、思ってしまいました。
見守る辛さで言えば、失点した前半よりも、
こう着状態を打開する一手を示せなかった後半の方が、より強く感じました。
正直、筆者個人としては今まででもっとも振り返り難い試合の一つではあります。
それでもなお、この試合で感じたことをコメントで寄せていただいたみなさんには、
やはり、感謝しかありません。
それではまいりましょう!
選手への応援コメント
まずはいつもと同様に、
選手への応援コメントをご紹介します。
#9 菊地俊介
チーム全体が低調な中、自身は右手を負傷しながらも、最前線でプレーを牽引。
90分間のプレーは今季ほぼ無かったにも関わらず、
前線からのチェイシングはサボらず、
嶋田、黒川、奥抜、青木と4人のシャドーの使い分けも器用にこなした。
前線で何か工夫をつけようとしていたのは、彼だけだったように感じた。
育成部門の先輩として、来季に向けて、
同年代の石川とともに、チームに喝を入れられる存在になって欲しい。
エコパは、広い! 広くてよく見えない!
その中で目によく飛び込んできたのが、キクシュン。
ホームでも活躍して、お立ち台に立って、ヒーローポイントくださーい。
#11 奥抜侃志
あえて言うなら翁長。
でも、今日は1人も輝いてなかった…。
なんか空回りしてた。 カンジは絶望的に試合勘が戻ってない気がした。
試合感覚を取り戻すのが難しい中でもアグレッシブに仕掛けてた姿勢。
残り試合で来年に繋がるものを見たい。
変化をつけられる選手と再認識。彼が長期離脱してなければ、もっと上にいられたな~。
おかえりなさい。ワクワクは貴方から。
#39 嶋田慎太郎
前節45分で下げて今節はフルタイム出すべきだった。
奮闘してただけにあのパスが点に繋がっていれば
#42 山越康平
山越くん。
ボール持ったら絶対前向くぞ、と決めているかのようでした。
#その他(チーム)
今日の試合は、目的を見失っているようで、
完全に消化試合っていう印象を持ちました。
サポーターにとっては残念な試合だったと思います。
高木さんが今季限りという報道もあり、選手の入れ替えも多くなるとしても、
残りの試合が来季に繋がる部分はあると思うので、
少しでもポジティブな積み重ねをしていて欲しいです。
番外で、高木監督。
帰りのホームでご挨拶したら、目で優しく微笑んでくれました。
辛いシーズンをまとめる、辛い立場でいてあの笑顔。
監督って、やっぱり、どこか、すごいものがあります。
今節得票数
そして、今節における各選手への得票数は
以下の通りとなります。
談義会メンバー投票
#9 菊地俊介:ヨシまる
泣けるぜ
計9票を獲得した、
奥抜侃志選手が、第39節の最多得票となりました。
もちろん喜ばしい!喜ばしいのですが……
怪我から復帰したことによるご祝儀の意味合いも若干含まれていたようにも感じてしまう次第。
個人的に侃志くんを推している筆者としては、
是非とも次は、ゴールなど目に見える活躍で最多得票を目指してほしい!
そう願ってもおります。
総得票数(第39節終了時点)
そして、上記の得票結果を踏まえた総得票数は以下の通りです!
順位 | 選手名 | 総獲得pt数 | 前回順位より |
---|---|---|---|
1 | 黒川淳史 | 367.18 | → |
2 | 翁長聖 | 334.01 | → |
3 | フィリップ クリャイッチ | 317.04 | → |
4 | 小島幹敏 | 305.00 | → |
5 | 小野雅史 | 274.05 | → |
6 | 笠原昂史 | 245.96 | → |
7 | 戸島章 | 220.94 | → |
8 | 三門雄大 | 217.96 | → |
9 | 西村慧祐 | 212.98 | → |
10 | 山越康平 | 194.99 | → |
11 | 畑尾大翔 | 186.00 | → |
12 | 富山貴光 | 177.06 | → |
13 | 渡部大輔 | 162.01 | → |
14 | 奥抜侃志 | 157.80 | ↑ 1 |
15 | イッペイ シノヅカ | 150.98 | ↓ 1 |
16 | 大山啓輔 | 133.00 | → |
17 | 河本裕之 | 123.02 | → |
18 | 菊地俊介 | 119.00 | → |
19 | 河面旺成 | 108.00 | → |
20 | 近藤貴司 | 97.02 | → |
21 | 山田将之 | 97.00 | → |
22 | ヴィターリス マクシメンコ | 96.00 | → |
23 | イバ | 88.00 | → |
24 | 髙田颯也 | 82.00 | → |
25 | ネルミン ハスキッチ | 67.00 | → |
26 | 嶋田慎太郎 | 61.00 | → |
27 | 青木亮太 | 54.00 | → |
28 | 酒井宣福 | 19.00 | → |
29 | 高山和真 | 19.00 | → |
30 | 松本健太 | 15.00 | → |
31 | 石川俊輝 | 11.99 | → |
32 | 加藤有輝 | 7.00 | → |
33 | 川田拳登 | 3.00 | → |
34 | 芝山昌也 | 3.00 | → |
35 | 吉永昇偉 | 1.00 | → |
最後に
今節をあまり振り返る気持ちになれなかったのは、
試合の内容もそうですが、それよりも、
ヴィターリス・マクシメンコ選手
酒井宣福選手
畑尾大翔選手
そして、高木琢也監督
4人がチームを去ることが、
この記事をまとめる前に発表されたこと。
筆者はもちろんですが、
それ以上にみなさんが、そちらが気にかかって仕方がないのではないか。
そう思えてしまったからでした。
特に畑尾選手についてはピッチ内外で積極的に、
そして何よりも「チームのために」を思って行動・発信してくれた選手でしたから、
今回の契約満了は誰にとってもショックだった。
それは間違いないのでしょう。
満了に至った理由が、
「要らない」なのか、あるいは「評価に見合う正当な年棒を捻出できなかった」からなのか。
具体的な理由を知る術がない立場の筆者としては、
ただ「寂しい」と。
感想までで、留めておきたいです。
スタジアムで声援を送ることも、
直接会って何かを届けることも憚られるこのシーズンで、
畑尾選手のような功労者を見送らなければならないことは、
大変に無念ではあります。
じゃあ、何ができる?
そんなの、決まってますよね。
去ってしまう4人(と、考えたくはないが、これから発表されてしまうであろうさらに多くの選手やスタッフ)の前途を明るく祝う餞別として、
次だけじゃなく、残り全部マジで勝つ!!!
おわり