大宮アルディージャドラフト会議 - ヨシまるサイド編
当初の構想
ざっくりとしたチームコンセプト
- 河本は獲る
- 最終ラインから中盤までのボールの受け渡しには不安のないチームにしたい
- 河本は獲る
- 3ラインにそれぞれ、戦術理解度が高く、ポリバレントな選手を置く
- 河本は獲る
-
右はじっくり作って、左は個人の強さを生かす攻めを標ぼう
- 河本は獲る
-裏話-
2013年以前の選手情報に明るくなかったため、
この布陣はPowered by ぱっちさん
アンドProduced by Zdenko教授。
なお、遅い時間に相談した&睡魔MAXだった教授からいただいたアドバイスは
「あー」「へー」「そんなかんじなんすか?」
など、ありがたいものばかりでした。
いや、ホント無理に付き合わせてすんませんでした。
最終チーム
監督・選手指名
監督指名
今だから告白してしまうと、
監督も指名しなきゃいけないルールなのをド忘れしてました。
で、慌てて渋谷さんを指名したものの、当然のごとくかぶりまくり。
さらに抽選に敗れ、しかも伊藤彰さんとベルデニック氏が既に獲得されていたため、
この時点で
「もう誰でもいいや」発動。
というか、
「誰か空気読んで大熊さん指名だろ」
というプレッシャーを開始当初からひしひし感じていたため、
それに負けた格好です。
注:実際には彰さんも指名できたわけですが、
当日ヨシまるはストロングゼロを飲りながらの参加であったため、完全に勘違いをしておりました。
飲み過ぎ、ダメ絶対。
第1巡目 - CB狙い
え、このドラフトって
河本選手獲得した人が最終的に勝ちってルールなんでしょ?
なら他にやることある?
真面目に補足しますと、
当初のコンセプトを土台から実現するために
- ビルドアップに不安がない
- 対人に強い
- セットプレーに強い
の条件を満たす実績のあるCBは、
どこよりも確実に補強しておきたかったという意図があり、第一候補としていました。
結果として無事河本選手を獲得できましたが、
万が一かぶって獲得失敗した場合は、
の順でリストアップしていました。
第2巡目 - GK狙い
最終ラインのビルドアップを重視していたため、
劇場型や守護神タイプよりも技巧型をチョイス。
能力的には加藤順大選手がピカイチでしたが、
さいたまダービーに勝利したことがない
というジンクスを不安視。
そこが決め手となり、次点で技術を評価していた加藤有輝選手を指名としました。
以降の指名候補順は
実はヨシまる、謙弥さんは結構評価高め。
悪いところがないというのは充分な強み。
え、FKに弱い?
そんな試合あったかなぁ?
第3巡目 - 迷ったもののボランチ狙い
ここで初めて、どのポジションを指名するか迷う。
後ろから順に軸になる選手を獲れればベストと思っていたものの、
得点力のあるストライカー
がこの時点で次々と獲得されていたため、
そろそろ石原選手を獲得するべきか?
で悩んでいました。
が、、、
大山選手がいればどの戦術が採用されても形を作れる
という点をもっとも魅力的に感じたため、指名。
無事に獲得できたものの、
FWの大本命石原選手と、爆発力のあるマテウス選手、泉澤選手を同巡で獲得されてしまうこととなりました。
第4巡目 - FW獲り以外に選択肢なし
大山選手と同様の特長・理由から、
渡邉大剛選手は何としても獲得したいところ。
ただし、他メンバーよりも最前線の強化が明らかに遅れていたため、
これ以上FW獲得はステイできないと判断。
幸いにもポスト・裏抜けのどちらもこなせるズラタン選手にまだ指名が入っていなかったため、
ここですり抜けるように獲得。
同巡で大剛選手を獲られたのは覚悟ができていたものの、
河本選手の相方として最有力視していたマト選手を指名されたのは痛かったです。
第5巡目 - バンビーノ
失礼に聞こえてしまうかもしれませんが、
両SBは必ず獲得できる自信があった
(&自分の構想にどちらも最もフィットしていた)
プラス、この巡では2番目に指名できることもあったため、
ここで強力なアタッカーを獲得に走ろうと判断。
攻撃力だけでなく守備勘の良さもある
バンビーノこと奥抜選手が残っていたのはまさに僥倖。迷わず指名。
今思い返すと、
ここが自分的にはいちばん、してやったり感がありました。
第6巡目 - アイデンティティ維持に走る
大剛選手で埋められなかった右SHは未だに空いているものの、
今回の企画にあたって在籍選手を振り返ってみたところ、
アルディージャは伝統的にサイドにタレントが多い
という印象を受けていたたため、
同ポジションはまだ引っ張れると判断。
左右いずれかのSB獲得に動きました。
で、どちらを先に獲るかと思慮した結果、
河本選手を応援している人は菊地選手も好き
菊地選手が好きなら泰史くんのことも絶対に忘れない
つまり、三人は実質セットである
という鉄の掟、自身のアイデンティティに従い泰史くんを獲得。
やったぜ。
今思えば、
直接決められるプレースキッカーの獲得を忘れていたので
偶然ながらこの時点で確保できたのは非常にラッキー。
第7巡目 - まだ天才がいたじゃないか
泰史くんが獲得できたため、
このあたりで右サイドの相方を決定付けたいと判断。
戦術理解度の高さはもちろんのこと、
戦況を読むことと他選手の扱いの上手い選手が欲しいところでしたが、
逆ウェーバーであったため、ちくきさんに横谷選手を指名されてしまう。
もはや、考えている猶予はありませんでした。
ここで茨田選手をコール。
俺氏、さいたまダービーでの必勝をこの時点で確信
第8巡目 - 激震、走る
茨田選手の獲得で強力な中盤を形成できたとウッキウキになっていた僕ですが、
ここで大きな見落としをしていたことに気づきます。
河本選手の相方が決まっていない
&リストアップしていたCBを全員獲得されていたのです
クッソ焦るものの、
なぜかこの巡に限ってみんな指名が早い。
いじめかよ。
いい感じの流れを断ち切りたくないことと、
サイドの組み合わせは理想通りにいきたい。
そんな思惑が優先して働き、岡本隆吾選手を獲得。
岡本選手を獲得した理由ですか?
ぱっちさんが
「良い選手だよ」
って言ってたから間違いないでしょ
第9巡目 - しかし、ヨシまるに電流走る-ー!
急場はしのいだものの、逆ウェーバーのため指名はすぐにくる。
一瞬の待ったをかけるものの、頭が回らない。
ストロングゼロをがぶ飲みして臨んだのは最大の失敗であった。。。
が、ピンチの中にチャンスあり。
いるじゃん、河本選手と組んだ実績のあるCBが。
高 山 和 真
足元上手い。
WBもできるほど走力ある。
しかも左利き。
あれ?ベストチョイスじゃね?
第10巡目 - あえて崩した予定調和
高山選手の獲得を以って、
左の方向性は確立したと確信。
大山選手の相方である
『ボール奪取力に優れたボランチ』の獲得に向かいました。
やはり例のごとく、
ぱっちさんのお墨付きをもらった
大塚真司選手を予定通り獲得しようと思ったものの、
コールを送信しようとする指先が寸前で止まる。
「リスクヘッジに徹しただけのチームに感動はあるのか?」
リトルヨシまるが問いかけてきました。
そしてこれまでに獲得した選手を頭の中で動かした時、
大山選手に背中を見守られながら、
その横をミサイルのように飛び出して攻め込む選手の影がぼんやりと……
石 川 俊 輝
気がつけば、その名前をコールしていました。
後ろでボール取るの待ってられっかよ。
むしろゴール取りにいきゃいいんだよの精神。
※ギリギリまで「カウエ」って言おうとしてたのは内緒
第11巡目 - 空いてんじゃん
ついに最終巡。
残るはズラタンの相方です。
1人獲得するとそのポジションを放置してしまう、
すでに容量限界寸前のヨシまるCPU 。
そんなアリ未満サイズの脳みそにふとよぎったのは、
「そもそもズラタンって裏抜けとポストどっちが本職なんだ?」
という疑問。
石原選手の代役として獲得していたため裏抜けとしての役割しか考慮しておらず、
ポストプレー得意そう&しゃべりが面白いという理由から
相方はほぼ戸島章選手に決めていたのですが、、、
余談
外国籍選手枠が空いている&オシャレなポストプレーが気に入っていたので
ハスキッチ選手も考えていましたが、
ハードコンタクト大丈夫な印象が薄かったため、獲得を見送っていました
あれ、トミーまだ空いてんじゃん
はい、ゲットゴール。
以上。
最終チームを振り返って
まず全体をパッと見て思ったのは
ズラタン・茨田・大山デルタゾーンの意思疎通は問題なさそう。
そこに泰史くんを上げるかどうかの判断は、
茨田選手がうまくコミュニケートしてくれるんじゃないかと期待しています。
懸念があるとすれば、左から攻めるパターン。
- 富山・奥抜・石川選手で役割が整頓できるか(全員攻め上がりたがりになって渋滞しないか)
- デルタゾーンを突破された際、Bのエリアを埋める役割をきちんと後ろの選手で分担できるか
ここを特に気にしています
また、右サイドの守備に関しては、
セットした状態であればズラタン選手のハードワークと茨田選手のボディーコンタクトで押し返せると期待はしていますが、
(ヨシまるは茨田選手の守備力を結構評価しております)
仮にセットした状態でそこを突破された場合に、若干の不安が残ります。
※大山選手はパスコースを読んでの回収は抜群であるものの、
フィジカルコンタクトに強い選手に脇で受けられた場合は
河本選手のヘルプも含めた守備が必要となるため、
そこでシンプルな、少ないタッチで裏抜けの選手に渡されるようなことがあったらちょっと怖い
その他感想 - やっぱり組織のチームなんだろうな
最終的にはそうなりましたが、
会のエンターテイメント性を考慮して
できるだけ4-4-2(4-4-1-1)のフォーメーションでは作りたくなかった
というのが本音です。
ですが4-4-2で長くやってきたチームの歴史もあるため、
どうしてもその配置に組み込んであげたほうが
活躍するイメージの湧く選手が多く、自然とそうなってしまったというのが実情です。
また、古今の選手や当時の編成を振り返って抱いたのは、
“それぞれの短所をお互いの長所で補う”
というチームコンセプトが脈々と受け継がれてきているのかなぁ、という印象です。
家長選手やラファエル選手のような
個人で圧倒的な違いを見せつけられる選手がよく話題に上がるアルディージャですが、
FWやボランチ、CBのように同じポジションに2人が並ぶ箇所だけでなく、
SHとSBのような別ポジションの組み合わせ(ユニット)も、
上記のようなコンセプトで組まれている時のほうが良い結果を出せていたように思えます
※わかりやすい例を挙げるとすれば、
突破力のある泉澤選手&リスク管理に優れていた和田拓也選手のユニットのような
そしてその補完関係は、ユニット間でもそうであったように思えます。
たとえば2016年終盤の編成。
サイドのユニット(泉澤&和田)だけでは圧力が足りない場合は
ボランチのユニットから枚数を出しつつ(横谷選手)、
逆サイドには絶対展開させないように残ったボランチ(大山選手)がスペースを見張っている。
そういった関係です。
さらに言うと、
「こっちのユニットがそうなっちゃうと、上手い具合にフォローできる選手が欲しいなー」
と思った際、
優先的に思い浮かぶのは育成組織出身の選手であった
というのも面白かったなぁ、と。
終わった今ではそう思い起こされます。
最後に
僕らサポーターの奥底にある理想や願望を取り出そうとすると、
そこには組織力に長けた育成出身の選手がいる。
そこにはチームからのメッセージが込められているし、
知らず知らずのうちに僕らもそれを受け取っているような印象さえありました。
これまではいきあたりばったりの補強で残留をもぎとってきたと
他クラブに思われがちなアルディージャでしたが、
そこからの脱却・転換は思いもよらぬところにヒントは隠されているのかもしれませんね。
とにかく、やってみてよかった。
楽しかった。
ねる。
おわり