Omiya Park Life

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by 大宮戦術談議会

【3位〜MVP】 大宮アルディージャMVPアワード2020 結果発表

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Illust by Illust AC



 

omiyadangikai.hatenablog.com

 

↑の続きです


 

 

今度こそ、マジの本気で完結編となります!

 繰り返しになってしまいますが、お付き合いくださったみなさん、

本当にありがとうございました!

 

それではまいりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3位

フィリップ クリャイッチ - 325.04pt

前半戦トップの評価は伊達じゃない

「今季加入した外国籍選手の中で最高の当たり補強は?」と考えた時、

その答えがクリャイッチ選手であることに異論はないでしょう。

 

長い手足できわどいシュートを何度も跳ね返してくれたクリャイッチ選手ですが、

印象に残る試合といえばやはり、神セーブを連発した第8節の金沢戦ではないでしょうか。

参加者ほぼ全員がクリャイッチ選手に投票したという結果は筆者も大変驚きました。

そして、そこからしばらくトップを独走していたことも。

 

シーズンが進むにつれて失点を重ねてしまうこととなりますが、

GK1人のセービング能力だけではどうにもならないゴールもしばしば。

結果論のようになってしまいますが、

日本語で事細かにコーチングができないという点がネックになってしまったのかもしれません。

 

いずれにせよ、GK陣のレベル引き上げに大きく貢献してくれている選手ですし、

1年間の学習期間を経て、日本でこれからどのような活躍を魅せてくれるのかがとても楽しみです。

 

ですので、やっぱり来年も一緒に戦いたいと願うばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2位

翁長聖 - 353.01pt 

愛弟子として最後まで意地を魅せた

 プロの選手としてプレーする以上、一定水準以上の技術は当然必要です。

ですが、観ている側にそれが伝わるよう、強い気持ちを乗せて発揮することも同じぐらい大事。

 

それを1シーズン通して表してくれたのが、翁長選手でしょう。

事実、彼のプレーに対して「気持ちを感じなかった」

のようなコメントは、本企画で一度も見た覚えがありません

(そもそも、どの選手に対しても同様のコメントはほぼありませんでしたが)

 

無尽蔵のスタミナと鋭い縦のドリブルで積極的にゴールに迫る姿勢で

高木監督の標榜するサッカーを最大限に表現しようとはしてくれましたが、

残念ながら監督は退任となってしまいました。

 

翁長選手自身は来シーズンも一緒に戦ってくれることとなりましたが、

どのような起用方法となるのでしょうか。

 

少なくとも、気持ちの面でがっかりさせてくれることはないでしょうから、

ピッチを駆け抜ける彼の姿を、これからも見守っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

そして、ここまで大変長く引っ張ってしまいましたが……

 

いよいよ、2020シーズンMVPの発表です!

果たして本企画のトップを勝ち取ったのはどの選手だったのでしょうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

2020シーズン 

大宮アルディージャMVPアワード受賞は……

 

 

 

 

 

総獲得数 - 400.18pt

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒川淳史選手です!

 

 

“大宮を変える”と公言した男が見事、MVPを獲得

シーズンイン前に上記のように公言していたことから

期待と注目を集めていた黒川選手。

残念ながら優勝・昇格までチームを導くことは叶いませんでしたが、

 

開幕で出遅れた以外は、シーズンを通してコンディションを維持。

けが人が続出した今季を思えば、安定して稼働できる選手として存在してくれたのは

とても頼りになりました。

 

プレー面では、そのコンディションを生かしたプレスやランニングを

積極的に行なうだけではなく、

ビルドアップで詰まった後方陣を助けに下がるなど、

局所でつなぐ際にも重要なリンクマンとしての働きを披露。

 

チームのトップスコアラーであり、

どのポジションでも一定以上の計算ができる黒川選手がこうして選出されたのも、

ある意味当然の結果なのではないでしょうか。

 

能力を考えれば移籍市場に上がってもおかしくはない選手ではありますが、

アカデミー初の10番を背負った選手として、

まだまだチームを引っ張っていく存在であってほしいと願います。

 

おめでとうございます!!!

 

 

 

あとがき

というわけで、全選手の得票数の発表が終わりましたが、

みなさんとしては、納得のいく結果となりましたでしょうか。

 

読み物として、筆者のコメントを添えさせていただきましたが、

やはりどうしても、全選手の細かな活躍を思い出すのはちょっと難しく、、、。

読み苦しい内容となってしまったことが、申し訳ないです。

 

ですがそれ以上に思ったのは、

そのチームの価値観やスタイルは

“誰か名のある個人がこう言ってたから”とか

“戦術的に見たら高度であるから”などではなく、

“そのチームを応援しているファン・サポーターみんなで考え、思ったことが積み上がっていくことで決まっていくのだろうし、そうあるべきなのだろう”と、

こういった企画をやってみて、改めてそう強く実感した次第でした。

 

そう思ったからこそ、コメントを添えることに若干の違和感もありました。 

 

 

来シーズン同じ企画をやるかについては……

できればやらない方向でいきたいなと、筆者としては考えています。

 

その理由としては、

橙広場の中でMdP企画が立ち上がりましたので、

同じようにみんなが評価や意見を持ち寄るのであれば、

オフィシャルの場が一番盛り上がるようになるのが最も良いこと

であると筆者は考えるからです。

だからこそクラブ公式にはぜひ、

MdP企画は引き続き何らかの発展も伴い、続けてほしいと願うしだいです。

 

(あと、MBPについても、まさか町田さんと被るとは思ってもいなかった。

あちらは当然、真面目に良い選手を選ぶ企画ではあるものの)

 

 

というわけでいつかまたどこかで、

みなさんの気持ちや意見が集まって、

それがクラブの根幹を成す価値観として大きく、

太く成熟していくことを願い、本企画を終了とさせていただきます。

 

お付き合いいただいたみなさんには何度言っても足りないぐらいですが、

本当の本当に、シーズン終了までありがとうございました。

 

 

 

 

来シーズンはマジで勝つ!!!