Omiya Park Life

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by 大宮戦術談議会

2020年大宮アルディージャ選手名鑑[MF(WB・OH)&FW&監督編]

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世界中のフットボールファンの皆さんごきげんようジョン・F・ケネディです。

いつもこういう系の記事はコルクのnoteでは「GK&DF編」と「MF&FW&監督編」の2本立てでしたが、今回は「GK&DF&MF(CH)編」と「MF(WB・OH)&FW&監督編」の2本立てです。何故かって?シンプルにGKとDFが減ったからだよおおお!!ウッ・・・(暗殺された音)(不謹慎)(クソみたいな暗殺オチ)(フリーメーソンの陰謀)

 

GK&DF&MF(CH)編はこちらから⬇

omiyadangikai.hatenablog.com

 

 

MF(WB・OH)

9.菊地俊介(新加入)

狙ったか狙ってないかはさておき、茨田とのトレードみたいな形でやって来た大宮下部組織出身戦士。「様々なポジションができ、得点力も強みです。」というコメントの通りCHやOH等多くのポジションに対応可能。

余談ではあるが昨季リーグ戦で決めた3ゴールのうち2ゴールは浦和からあげており、個人的に強い大宮魂を感じる。

10.黒川淳史(復帰)

大宮を変えるため、大宮の歴史に名を刻むため、水戸から遂に帰ってきた。下部組織出身で初の10番はクラブからの期待の表れである。

パス・ドリブル・ポジショニング全てがハイクオリティで、一言で言えば「何でも出来る」選手だ。

長谷部監督の下で成長を遂げた新10番が、高木監督の下でさらなる飛躍の一年に出来るか楽しみだ。

11.奥抜侃志

昨季ブレイクし背番号を33番から11番に変更。こちらもクラブからの期待が表れている。

守備も献身的に出来るうえに、相手ディフェンスを1・2枚ほぼ確実に剥がせるドリブルが魅力だ。今季はドリブル以外の引き出しを増やしつつ、多くのゴールをあげられるかが注目ポイントだ。

藤本主税のような大宮のレジェンド的11番になる事を期待しています。

14.近藤貴司(新加入)

大宮恒例のサイレント移籍で加入。大宮サポにはお馴染みの大宮キラーで、対大宮戦において7試合中6得点という数字を残している。

縦へのスピードや裏への抜け出しが特徴。また、守備でもきちんとハードワークが出来るため大宮の守備戦術との親和性も高そうだ。

余談ではあるが相性の悪い選手を引き抜くのはとても金満クラブっぽくて好感が持てる。

18.イッペイ シノヅカ

昨夏横浜FMから完全移籍で加入。そしてしっかりと契約更新。

最大の特徴はJ2トップクラスの個人技で魅せるドリブルだ。大外のレーンからPA付近へと進入していくドリブルは、来ると分かっていても止められるDFは多くはない。ドリブル以外にもプレースキッカーを任される程の正確な右足も持ち味であるし、ロングスローという飛び道具も持ち合わせている。

課題として挙げられるのは守備だが、それも加入当初と比べるとかなり改善されてきている。体の入れ方とパスコースの予測がかなり良くなった。

今季さらなる飛躍の1年とする事が出来るか。

20.酒井宣福

大宮一の美男子が契約更新。見た目通りのフィジカルも特徴だが、色々なポジションが出来るポリバレント性が最大の魅力だ。2018年の魔改造で右SBをほぼ1年かけてやった事で左右の足どちらでも遜色なく蹴れるようになった。

今季は翁長の加入により左WBの競争の激化が予想される。その中でどういった成長を遂げるのか楽しみである。

22.翁長聖(新加入)

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長崎で大卒1年目から高木監督の寵愛を受けた選手が遂にやって来た。高木監督の就任が決定した時から心待ちにしていたので、個人的にはこの加入はようやくといった感じだ。

YouTubeでプレーを色々見たところ、縦へのスピード、ハーフスペース内への進入が良く、左右遜色なくボールコントロールが出来る。その上ハードワークも出来て、ロングスローという飛び道具もある。高木監督の戦術との親和性も無論高いであろう。

年間を通しての活躍がかなり期待される選手である。

39.嶋田慎太郎(復帰)

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おかえりなさい。昨季前半戦滅茶苦茶干されたので、大分に期限付き移籍。ぶっちゃけ帰って来ないと思っていたがレンタルバック成立。

最大の特徴は本人が絶対的な自信を持つ左足とドリブルであろう。しかしそれが裏目に出て右足をあまり使わないので、相手ディフェンスにスカウティングされてると割と詰む。左足のポテンシャルがあるのは十分理解しているので、その左足を活かすためにももっと右足を使って欲しい。

今季のOH、所謂シャドーは新加入選手が多く選手競争が大激戦になる事は必至だ。その中で自分の居場所をしっかりと確保できるか。勝負の1年となりそうだ。

41.小野雅史

プロ1年目の昨季は満足いかないシーズンを過ごしたであろう。リーグ戦の出場時間は僅か25分にとどまった。

しかしTwitterにも書いたが、可能性は無限大である。ぜひ今までの明大の先輩たちのように大きく羽ばたいて欲しい。

先程も書いたが、今期のOHの選手競争の激戦は必至なのでCHでの起用も十分にあり得る。

FW

17.ネルミン ハスキッチ(新加入)

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セルビア1部の得点王が、かつての大宮戦士ムルジャの導きによって大宮の地に降り立った。

本人曰く「ストロングポイントはヘディングです。」とのこと。

多くのFWが退団した中で、この補強はメイン級のものである。移籍金・年俸共にそこそこ払っているだろうし、ハスキッチが高木サッカーに早くフィットするか否かが今季の鍵を握るといっても過言ではないだろう。J2得点王への期待もかかっている。

27.戸島章(期限付き移籍)

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フアンマの福岡による引き抜きにより、緊急的に獲得した説がまことしやかに囁かれる加入。

持ち味は前線からの守備と191cmの身長を活かしたプレー。加入時のコメントで守備に言及するFWは殆どいないと思うので十分な自信とポテンシャルがあると見て間違いないだろう。

パワープレイや前線からの守備強化のための交代出場が主な起用となりそうだ。

28.富山貴光

昨季は守備固めor前線に高さを出すためにOHとしての途中出場が多かった。今季はOHがあり余っているので、CFとしての出場が増えるだろう。

前線からチームのためにハードワーク出来るのと、ポストプレイヤーとして体を張れるのが特徴。

新加入の戸島と役割がかなり被っている気もするが、そこの競争をいかに制す事が出来るか注目である。

30.藤沼拓夢(復帰)

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おかえりなさい。栃木-盛岡-秋田に計2年半の期限付き移籍を経て大宮に復帰。

 

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今季はまず9月に負傷した左膝前十字靭帯のリハビリからだ。

ちなみに俺はJ3を全然見ていないのでプレースタイルは分かりません!これから分かっていくつもりだから!よろしくね!!

36.吉永昇偉

今季でプロ2年目というのは悪質なデマであり、本当はプロ14年目を迎える。守備時の1vs1の強さを随所に出すプレーを見せる。

昨季はWBとHVで使われて、逆にFWとしては全く使われなかったので今季はDF登録になるかと勝手に思っていたがそんな事はなかった。

WBとしてかFWとしてかはさておき、どれだけ試合に絡んでいけるか注目である。

37.髙田颯也(昇格)

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昇格おめでとうございます。大宮の下部組織が育てた世代最高級のドリブルが持ち味の選手だ。

180cmの身長に64kgの体重はちょっと線が細いかなとは思うが、昇格1年目から体が出来上がっている選手なんかそういないので、そんなに気にする事ではない。

1年目からNACK5の地でドリブルを魅せられるか。

監督

高木琢也

昨季はJ1昇格というミッションに失敗したものの、明確なビジョンを持ったサッカーを展開し今季も続投。

今季は選手を大幅に入れ替えて翁長・菊地・近藤・戸島などの高木サッカーに合うハードワークが出来る選手を揃えた。

自分のやりたいサッカーを大成させて、J2優勝・J1昇格の悲願を達成できるか。勝負の2年目である。